明日は上映だ
上映前の夜。
遂に明日、初めて一般向けに自分の作品が上映されるわけだが、今からめちゃくちゃ緊張している。改めて客観的に作品を見直してみたら、拙い部分ばっかりが見えてきてしまって、落ち込んでしまった。
自分が本当に伝えたかったことがこれで伝わるのかどうか。最初に映画の構想をしだした頃のノートなんかを見直してみて、完成した映画と違うじゃねーかと自分で思ってしまう。こっちの思惑と、観客が受け取る感情のズレを楽しむくらいの余裕を持ちたい所だが、上映前のあいさつで何喋ろうか考えるだけで緊張してしまうような俺には無理だ。
お客さんが一杯来てくれるかどうかは大事じゃない。褒めてもらいたいんじゃない。何をどう感じてもらえたか、を聞きたい。それが一番大事だ。
可能な限りの修正を加えて、公開に望みたい。
気合いを入れるために、ロッキーのマネをして生卵を飲んでみた。なんかややお腹がイタイのはそのせいかもしれない。でもがんばれ俺。
武士たる者は、武勇に大高慢をなし、死狂いの覚悟が肝要なり。